【日記】っちゅーかぁ

パラダイスリゲインドを観てから中華屋とか中華料理を目にするたびに海堂直也が思い浮かぶ頭になってしまった。あれは間違いなく令和に作られた仮面ライダー555だった。ドンブラを経た井上敏樹脚本というのも面白いポイントの一つだ。

 

先日中華屋に行った。結構な頻度で行ってるショッピングモールにある一回も入ったことのない中華屋。メニューを見てはいまいちティンと来ずスルーしていて、中華の口になっていたところたまたま目に入り「一回ぐらい入るか」と思い立ったのであった。油淋鶏と餃子を頼んだが、料理の満足度は正直あまり高くなかった。良いとも悪いとも言い難い中途半端な感じ。そして、あの店には回鍋肉が無いのがいけないんだということを、後になって思い出した。

そもそも中華屋は自宅から徒歩20秒のところにあるんだし、そっちは結構行ってるんだからそっちにすればいいじゃないのかね。いやいや、ちょいと聞いとくれ婆さんや。そこには先月行ったんだがね。いつもそこでは麻婆丼か回鍋肉とライスセットを頼むんだ。その時も回鍋肉を頼んだ。あそこの回鍋肉はなぜかタケノコが2切れだけいつも入っている。毎回2切れだ。まるで意味が分からないだろう?それが前行ったときは3切れだったんだ。2切れじゃないのが初めてだった。まあ味自体はそんなに変わらなかったんだが、肉があからさまにショボくなっている。その上、セットについてきたスープはびっくりするほど味が薄いし、サラダはいつもかかってたドレッシングのドの字もなかった。調理担当が変わったのだろうかと、意味もなくふと周りを見回してみたんだ。するとどうだ、金曜の夕飯時という、いつもなら店外に入店待ちの客ができるほど混んでいる店内が、がらんどうとしているではないか。もしかして・・・この店はピンチなのか?オリジナルメニューが地元新聞や民放のグルメ番組に取り上げられるぐらいには人気だったはずが、気が付けば存続の危機に立っているというのだろうか。ここには幾らかお世話になっているので食べて応援も考えたが、既にワシが好むモノが失われかけている時点で、そこまでして通う理由もないのではないか。そう思うと気軽に足を運べなかった。こんなに近くにいるのに・・・

これがその回鍋肉。手前に既にタケノコが見える。

家から気軽に行ける中華屋はいくつかあったのだが、今はもうその1軒だけ。そこがなくなる前に、最寄り駅圏内で中華屋の開拓をしようと思い立った。それでこの前はショッピングモールの方に行ったのだ。良い結果は得られなかったが。そうなると選択肢が相当に絞られてきてしまうが、とりあえず次回は徒歩20秒の方へ行ってみようと思う。前回はたまたまああなっていただけかもしれない。1回だけで判断するのは良くない。今度は麻婆丼にしてみよう。こちらもスープとサラダが付いてくるので、これらの比較は可能だ。財布と口座と相談しながら行ってみよう。